豊橋市弥生町でむし歯治療を希望される方は、
豊橋市のくさかべ歯科クリニックへ

ご予約・お問い合わせ

0532-26-2287

愛知県豊橋市弥生町中原35-7

診療時間
08:30 - 17:15

休診/日曜・祝日

お昼休み時も診療しています

診療内容

むし歯治療/歯周病治療/子どもの診療/予防(メンテナンス)
入れ歯/大人の口腔管理/訪問診療

、むし歯治療

患者様の将来
を考えた
むし歯治療をご提供します

くさかべ歯科クリニックでは、天然の歯を残していくことを第一に考えたむし歯治療を行なっています。

むし歯治療のために削った歯は、再びむし歯になるリスクが高く、最悪の場合には歯を失うことになります。
歯の喪失は口腔機能に大きく影響し、吸収力の衰えや、体への負担の原因となり、内臓疾患や心疾患などの全身疾患へと繋がっていきます。

むし歯治療の正しい知識を身につけて、患者様にとって最も良い治療方法を、私たちと一緒に考えていきましょう。

くさかべ歯科クリニック

むし歯治療の

歯を残すことを
第一に考えた治療

ルーペを使用した
精度の高い診察と治療をご提供します

ルーペで高倍率で確認しながら治療を行えるため、むし歯部分だけを精確に削ることが可能です。
つめ物も隙間なく詰めることができるため、むし歯の再発防止にもつながります。

歯科衛生士が治療をしている写真

歯科衛生士が治療をしている写真

神経をとらないためにできる治療を
徹底的に考え実践します

従来は神経近くに達した深いむし歯は、麻酔をして神経をとることが一般的でした。神経を抜くと歯には栄養が行き届かなくなり、栄養不足で脆くなった歯は割れるリスクが高まるなど歯の寿命を短くします。当院では、神経の保護と象牙質の形成を促す間接覆髄法と直接覆髄法、暫間的間接覆髄法を取り入れて、できる限り神経を残す治療を行います。

痛みの少ない
むし歯治療への取り組み

注射の痛みを軽減
表面麻酔と電動麻酔を採用

注射器を使用する前に、表面麻酔を塗布するため、注射針の「チクッ」とした感覚を軽減できます。
また、コンピューターで制御された注射器を使用することで、余計な力をかける心配がなく、ゆっくりと麻酔液を注入できるため、痛みを感じにくい治療を行うことが可能です。麻酔液は事前に体温に近い温度に温めるため、痛みの少ない麻酔を行うことができます。

麻酔の機械の写真

日下部先生が治療中

「キーン」「ガリガリ」など、
削る音が気にならない
痛みを感じにくいレーザー治療

小さなむし歯の場合、痛みと振動が少ない無麻酔のエルビウムヤグレーザーで治療を行います。むし歯の表面の水分にのみ反応し、熱が発生しにくいため痛みが非常に少なくなります。
また、むし歯部分のみを削ることができるため、健全な歯質を削るリスクも軽減できます。

患者様の痛みを取り除く
心理的にも痛みに配慮した工夫

治療の痛みは肉体的なものだけではなく、心理的に感じるものもあります。
治療中も「痛くないですか」「今日はここまでやりますよ」など、お口の中の状況とその時行なっている治療について明確にお伝えし、患者さまの不安や疑問を取り除くことを大切にしています。
お子様には、すぐに答えられる質問を繰り返すことで「痛い」「こわい」と感じさせない治療を心がけています。

歯科助手が笑っている写真

患者様がご自身で
判断できるように
歯科の知識をお伝えします

患者さまの小さな「なぜ?」
解消します

くさかべ歯科クリニックでは、クリニックからの一方的な治療の押し付けは絶対に行いません。現在のお口の中の状況と、将来考えられるリスクを明確にし、患者さまご自身で治療を選択できるように治療内容をお伝えします。
患者さまが十分に納得して治療を進められるように、どんな些細な疑問・不安にも丁寧にお答えし、心の中の「なぜ?」を一つ一つ解消します。

歯科医師が患者とにこやかに話している写真

疑問や不安がないように
わかりやすい説明をします

口腔内を写した画像を用いた
視覚的にわかりやすい説明

「治療の説明を受けてもよくわからない…」「任せておけばいいや」など、一方的な治療にならないように、患者さまにもご自身のお口の中を客観的に目で確認していただきながら、症状や治療についてご説明いたします。

日下部先生がレントゲンを見ながら説明をしている

徹底した対策で
感染リスクを最小化

ラバーダム防湿の使用
むし歯再発のリスクを極力下げる

特に根管治療においては、治療中に唾液に含まれている細菌が神経に侵入し、感染を招くリスクが高まります。ラバーダム防湿は、患部以外をゴム製のシートで覆い、唾液に含まれる細菌が神経を通して体内へ侵入することを防止します。
長時間お口を開けることが難しい方やゴムが苦手な方など、むし歯の状態・患者さまのお体に合わせてラバーダムでの治療をご提案します。

女性の笑っている口元のアップの写真

口腔外バキューム

口腔外バキューム
治療時に発生する粉塵を吸引し
院内感染を徹底的に予防

治療やメンテナンスの際に発生する目に見えないほどの細かな水や粉塵を吸い込むと、健康に悪影響を及ぼすリスクが高まります。
当院では患者様に安心・安全な治療をご提供するために口腔外バキュームを導入し、院内感染予防を徹底しています。

信頼できる歯科技工士が
つめ物・かぶせ物を製作します

つめ物・かぶせ物の精度が
むし歯治療の成功を決めます

つめ物やかぶせ物などの補綴物は、製作時の噛み合わせに合わせて製作するため時間が経つと外れる可能性があります。
当院では、経験豊富な高い技工技術を持った歯科技工士が、外れにくく異物感が少ない、優れた耐久性で長く愛用できる補綴物を製作いたします。

歯の模型

むし歯ができる原因を
知ることで

歯の健康を
守ることができます

お口の中ではむし歯菌が
歯を溶かす「脱灰」と
溶かされた歯を治癒する
「再石灰化」が繰り返されています

むし歯菌の酸によって
歯の表面を溶かす「脱灰」

私たちの口の中には様々な種類の細菌が存在し、その中にはミュータンス菌と呼ばれるむし歯の病原菌がいます。ミュータンス菌は、私たちが摂取する食べ物や飲み物に含まれる糖分を栄養にして増殖し、周囲にネバネバのグルカンという物質を作り出します。
グルカンが歯に付着して、細菌が塊となりプラークが形成されます。グルカンの中の細菌が乳酸を作り出すことによって、プラークの中が酸性に傾きます。プラークが付着している歯の表面のエナメル質が乳酸によって溶けてしまい、エナメル質が酸によって溶けることを脱灰と言います。

ミュータンスレンサ球菌がグルカンという物質をつくる様子を表したイラスト

ミュータンスレンサ球菌が歯に付着して、糖分を栄養にして増殖し、グルカンという物質をつくる

さらに増えてグルカンに包まれた細菌の塊となりプラークを形成する様子を表したイラスト

さらに増えてグルカンに包まれた細菌の塊となりプラークを形成する

酸によって溶かされた歯を
修復する「再石灰化」

唾液にはむし歯菌によって酸性に傾いた状態を中性に戻す緩衝作用があり、エナメル質を溶かすまで酸性に傾いたお口の中もしばらくすると中性に戻ります。さらにミネラルの溶け出した歯の表面にカルシウムやリン酸を補給し、新たにハイドロキシアパタイトを構成します。このように歯が溶け出す前の健康な状態に戻る働きを「再石灰化」といいます。

お口の中が
酸性に傾く時間が長いと
むし歯のリスクが高まります

食事をするたびに、お口の中では「脱灰」と「再石灰化」が繰り返されます。
むし歯になりかけの状態であれば、再石灰化によって元の健康な状態に戻すことができますが、お口の中の汚れがそのままになっていたり、頻繁な間食や常にダラダラと甘いものを飲むなどしていると、再石灰化がうまく機能しなくなります。お口の中が酸性に傾く時間が長く、脱灰と再石灰化のバランスが崩れるとむし歯になるリスクが高まります。

砂糖を取り込んだプラークの中では酸が作られ、酸に接する歯には虫歯ができる。様子を表したイラスト

砂糖を取り込んだプラークの中では酸が作られ、酸に接する歯には虫歯ができる。

むし歯の進行と治療方法

むし歯は進行度合いにより、治療方法が異なります。むし歯が進行すると、歯を削らなければならない場合がほとんどです。早期に発見して、治療と予防処置を行うことがとても大切です。

C0

痛みなどの症状がなく、歯に穴も開いていません。歯が白濁していることが多いです。
フッ素塗布で歯質の強化・再石灰化を促して経過観察をします。
必要に応じて、銀をむし歯に吸着させて進行を止める、進行度めのお薬(フッ化ジアンミン銀)を塗布します。

※進行度めの塗布により、歯が黒くなることがあります。

自覚症状

フロスが引っかかる

C1

痛みなどの症状はありませんが、歯に白斑や褐色斑が見られたり、歯にざらつきがあったり、むし歯がエナメルに限局している状態です。
フッ素塗布で再石灰化を促し経過観察をする場合と、むし歯の大きさや場所によっては、最小限に留めてむし歯の部分を削る場合があります。
削った部分を補う、つめ物の特徴をしっかりとお伝えし、患者様に最適なものを選択していただきます。

自覚症状

フロスが引っかかる/冷たいものがしみる
汚れが付着しやすい

天然の歯を残すために
初期むし歯は
削らない場合があります

初期むし歯の場合は、むし歯を削らずに経過観察をしていきます。
唾液の働きによって再石灰化を行い、歯の表面のエナメル質がむし歯にならないようにがんばっている状態です。歯を削ることなく、むし歯から歯を守れるようにフッ素塗布で再石灰化を促します。

C2

むし歯が象牙質まで達して、冷たいものがしみることがあります。
細菌潜在部分を染色できるう蝕検知液で、染色されたむし歯部分のみを削ります。
むし歯が大きく神経に近い場合、覆髄(ふくずい)を用いて再石灰化、二次象牙質の形成を促します。神経を保護するための薬剤を塗布してから、削った部分をつめ物で補います。

自覚症状

冷たいものがしみる

むし歯部分を削った結果、神経に近い場合

間接覆髄法

歯を削った状態を表したイラスト

う蝕検知液で染色。むし歯部分を削った結果、脆くなった象牙質も削れてしまう。

削った歯にフッ化物合材を詰めて歯髄を保護・修復象牙質の形成を促した状態を表したイラスト

削った穴に水酸化カルシウム製剤または、フッ化物合材を詰めて歯髄を保護・修復象牙質の形成を促す。

つめ物した状態を表したイラスト

つめ物で補う。

むし歯部分を削ると、
神経が出てきてしまうと判断した場合

暫間的間接覆髄法

う蝕検知液で染色。むし歯部分を削ると、神経が出てきてしまう可能性が高いと判断。

むし歯の部分に水酸化カルシウム製剤を置いて、修復象牙質の形成を促す。

数ヶ月後

レントゲンで修復象牙質の形成を確認後、むし歯部分を削り、つめ物で補う。

むし歯部分を削った結果、
神経が少し露出した場合

直接覆髄法

歯を削った状態を表したイラスト

う蝕検知液で染色。むし歯部分を削った結果、露髄してしまう。

削った歯にフッ化物合材を詰めて歯髄を保護・修復象牙質の形成を促した状態を表したイラスト

削った穴に水酸化カルシウム製剤または、フッ化物合材を詰めて歯髄を保護・修復象牙質の形成を促す。

つめ物した状態を表したイラスト

つめ物で補う。

C3

むし歯が神経まで達して、激しい痛みを伴ったり、冷たいものや熱いものがしみてきます。
神経を取り除く治療を行い、神経を取り除いた後、穴が空いた箇所に土台を立て、つめ物、またはかぶせ物による治療を行います。
ラバーダムを使用して、口腔内の細菌による感染を防ぎます。

自覚症状

ズキズキした痛み

C4

神経が死んでしまい歯根だけが残った状態です。痛みは軽減しますが、歯根の先に膿がたまり、そのまま放置し続けると顎の骨まで炎症が進行することがあります。
歯根の治療をして歯を残せる場合もありますが、歯を抜かなければならないこともあります。

むし歯を放置してしまうと…
健康上の様々な
リスクを引き起こす
可能性があります

むし歯を治療しないまま放置し続けると、痛みなどの症状が現れて、進行が進むと歯を抜かなければならなくなります。
よく噛んで食べることはメタボリック症候群や認知症の予防、誤嚥性肺炎の予防にも繋がります。
具体的にはよく噛むことで満足感が得られ食べ過ぎを抑えられる。噛むという動作が脳に刺激を与える。食べ物を細かくしてから体内に入ることで誤嚥のリスクが減るなどです。
平均寿命と健康寿命の差が指摘されているように、平均寿命が伸びていくことにともない、食べることの重要性はますます注目されています。

平均寿命と健康寿命の差を表したグラフ

平均寿命と健康寿命の差

資料:平均寿命(平成22年)は、厚生労働省「平成22年完全生命表」
健康寿命(平成22年)は、厚生労働科学研究費補助金「健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究」

生きることは食べることに他なりません。
むし歯治療はそんな命の本質を支えます。

むし歯にならないために
定期的にクリニックに通ってしっかり予防!

プロによるクリーニング

専用の器具を使用して普段の歯磨きでは落としきれない汚れまで綺麗にしていきます。汚れを落とした後は、磨き上げと研磨で歯はツルツルピカピカになり、心地よい状態を実感していただけます

女性が口内を確認している画像

ブラッシング指導

歯磨きで汚れが落とせているかを染め出し液を使用してチェックします。磨き残しや歯ブラシだけでは落とせない部分が視覚的にわかるため、それを元に正しいブラッシング方法やフロス・歯間ブラシの大切さをお伝えします。

患者を前にブラッシング指導をしている写真

ママ目線のブラッシング指導

小さなお子さまの子育て中のママ向けの取り組みとして、診察室ではなく託児ルームでご自宅に近い環境でのブラッシング指導を行なっています。

子供のブラッシング指導をしている様子の写真

ケア用品の選定

歯ブラシの選定や、お口が乾く方にはマウスジェルなど、患者様お一人お一人のお口の状態にぴったりのケア用品をご提案いたします。

ケア用品を並べて撮った写真