豊橋市弥生町で歯周病治療を希望される方は、
豊橋市のくさかべ歯科クリニックへ

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0532-26-2287

愛知県豊橋市弥生町中原35-7

診療時間
08:30 - 17:15

休診/日曜・祝日

お昼休み時も診療しています

診療内容

むし歯治療/歯周病治療/子どもの診療/予防(メンテナンス)
入れ歯/大人の口腔管理/訪問診療

子供の口腔機能

いくつになっても
健康な毎日
を過ごすための
口腔機能の維持・改善
サポートします

年齢を重ねていくと、物が見えにくくなったり、音が聞こえにくくなったりしていきます。
それと同じように「食べ物が飲み込みにくい」「お口の中がよく乾く」など、口腔機能も年齢と共に低下していきます。
口腔機能は食べることと直結し、全身疾患にも大きな影響を与えることから、口腔機能の低下が重症化する前に、適切な診断と指導を受けて低下を予防していくことが大切です。
くさかべ歯科クリニックでは、患者様に寄り添い、一人では継続することが難しい口腔機能の維持・改善のための訓練をサポートいたします。

全身の健康を支える
口腔機能の5つの役割

口腔機能について表したイラスト

口腔機能の主な役割は5つに大別されます。それぞれの機能が相互関係にあり、
1つでも機能が低下すると他の機能も低下してしまいます。

歯のイラスト

咀嚼【そしゃく】

お口の中で食べ物を飲み込みやすいように唾液と混ぜながら噛み砕いて細かくする機能です。

舌のイラスト

感覚【かんかく】

味覚や痛覚、温度感覚、触覚、圧覚など、お口の中の状態を感じて理解する機能です。

歯のイラスト

嚥下【えんげ】

咀嚼によって飲み込みやすくなった食べ物や、飲み物、唾液を飲み込む機能です。

歯のイラスト

唾液【だえき】

消化、粘膜保護、自浄、殺菌・抗菌、緩衝、再石灰化、免疫など様々な作用を持つ唾液を分泌する機能です。

歯のイラスト

構音【こうおん】

舌や唇の形を変えたり、あごを使って思い通りの音を作る機能です。

こんな症状に気がついたら
「口腔機能低下症」の可能性があります

  • 食べ物が口に残る
  • 固い物が食べにくい
  • 食事中にむせる
  • 食事の時間が長くなった
  • 飲み込みにくい
  • 口の中が乾く
  • 食べこぼしが増えた
  • 滑舌が悪くなった
  • 口臭が気になる

口腔機能低下症について知り、
お口の状態を把握する
ことからはじめましょう

口腔機能低下症とは?

主に加齢によるお口の筋力の低下によって、食べ物を噛んだり飲み込んだりすることや、言葉を話すこと、唾液の分泌などの機能が低下していく症状のことです。
加齢によって視力や聴力が衰えてきたり、足腰が弱くなるように、生きていれば誰でもなる可能性のある症状です。

女性の横顔

口腔機能低下症を放っておくと
起こりうるリスク

口腔機能低下症を放置していると、食べる量が減ったり、柔らかいものばかりを食べるようになり、徐々に全身の筋肉や体力が衰えていきます。日常生活に必要な、歩くなどの動作にも支障をきたしたり、寝たきりや要介護になるリスクが高まります。

頭を抱えた女性

口腔機能低下症を診断する
7つ の検査項目

患者様のお口の状態と口腔機能を把握するために7項目の検査を行います。
7つの検査項目の中から3つ以上に該当していると口腔機能低下症と診断されます。
診断結果に応じて、患者様に必要な口腔機能改善のための訓練をご提案いたします。
検査は6ヶ月に1度の間隔で継続的に行い、口腔機能の低下が進行していないか、
訓練により機能が改善しているかを確認します。

口腔内の
衛生状態不良

の表面に付着した細菌のかたまりである舌苔(ぜったい)
の付着度により、お口の中の衛生状態を検査します。
舌苔の付着が増えると口臭の原因となったり、舌で温
度や味を感じにくくなります。放っておくと誤嚥性肺
炎や口腔内感染症のリスクにつながる場合もあり
ます。

咀嚼機能
の低下

用のグミゼリーを噛んで、水をお口に含んでいた
だき、吐き出した水に含まれる
ブドウ糖の量を計測す
ることで、どれだけ細かく咀嚼できたかを検査します。
噛む力が低下すると消化不良や誤嚥、低栄養などの
リスクを高めます。

口腔内の
乾燥

液の分泌量や、口呼吸などでお口が乾燥してい
るかを検査します。
唾液の分あ泌量が減りお口の中が乾燥すると、む
し歯や歯周病になりやすくなったり、食べ物が
飲み込みにくくなったりします。

舌と唇の
運動機能の低下

や舌の運動を見るために発音の回数や正確性を
検査します。舌や唇の筋力が衰えると、食事に時
間がかかったり、食べこぼしが増えたり、うまく
飲み込めなくなります。

嚥下機能
の低下

日常生活や食事についてヒアリングを行い、嚥下機能に問題がないか
を検査します。
飲み込む力が低下するとむせたり誤嚥を起こしやすくなります。

咬合力
の低下

動揺がない歯の本数、噛む力を検査します。歯の
欠損や噛み合わせによる噛む力、筋力の低下を判
断します。噛む力が低下すると、咀嚼機能にも影
響を与えます。

低舌圧

舌圧測定器を使って、舌の力を検査します。
食事をするときは食べ物を咀嚼する力だけではなく、舌を上あごに押し付けてすりつぶす力も必要です。低舌圧になると飲み込みにも支障をきたし、低栄養になる可能性があります。

将来のお口の健康、
全身の健康のために
患者様に合わせた訓練を
ご提案いたします

検査の結果、口腔機能低下症と診断された患者様には低下している機能を改善するための訓練、機能を維持し現在の状態よりも低下させないための訓練をご提案いたします。
口腔機能を維持・改善していくためには歯磨きなどと同じように、継続して取り組む必要があり、1ヶ月に1度、クリニックに通院して訓練を続けながら、ご自宅でも日常的に実践することが大切です。

くさかべ歯科クリニックがご提供する
口腔機能低下症の訓練・口腔ケア

毎日の歯磨き・舌掃除・うがいで
お口の中を丁寧にお掃除

口腔内の衛生状態不良を改善するためには、歯間ブラシ・フロスを適切に使用した歯磨き、舌や入れ歯の清掃、うがいなどの毎日のお口のケアが大切です。定期的にクリニックでお口の中をチェックして、歯やお口の状態に合わせたブラッシング指導を受けて、正しくお口のケアをしていく必要があります。

女性が鏡を見ながら歯を磨いている画像

すぐに取り組める訓練で
噛む力・飲み込む力を鍛える

ガムを噛むことで噛むために必要な筋肉を鍛えたり、意識的によく噛んで食事をしたり、歯ごたえのある食べ物を選んだり、テレビやスマホを見ながら食べないなどの毎日の食事を気をつけることで噛む力をつけていきます。
また、ゆっくり口を大きく開けて閉じる、ベロを出しながら唾を飲み込むなどの体操を行い、飲み込むための筋力を鍛えていきます。

女性が笑いながら楽しのうに食事をしている画像

舌、唇、お口の動きを良くして
豊かな表情としっかりした発音に

お口全体を大きく動かすあいうべ体操や、舌や唇を早く動かす早口言葉、舌鳴らし、舌をまわす運動、頬の力を鍛えるための吹き戻し笛などで、舌や唇、頬の力を鍛えます。
ご家族や友人とたくさん笑ってお喋りすることも訓練になります。お口周りの筋力を鍛えることで、飲み込みやすさや唾液の分泌の機能が向上するのはもちろん、しっかりとした発音や、いきいきとした表情にも繋がります。

女性が鏡を見ながら歯をチェックしている画像

お口の中を潤して
口腔内の乾燥を防ぎます

お口の中にある唾液が出やすいポイントである唾液腺を刺激することで唾液の分泌を促します。唾液腺マッサージは食事前に行うと、唾液の分泌によって食べ物が飲み込みやすくなります。brまた、適切なぶくぶくうがいや保湿剤を塗布することで、お口の中を潤して口腔内の乾燥を改善していきます。

女性が満足そうな表情で顔に手を当てている画像

地域のクリニックとして、
患者様に寄り添い

生活を支えるための
口腔機能への
意識を変えていきます

口腔機能低下症は加齢とともに誰にでも訪れる可能性のある症状です。
むし歯とは異なり、お口の機能が衰えて症状を自覚するようになるまでは、その大切さを意識することは少ないことと思います。しかし、お口の機能が低下すると、食事がうまく摂れなくなったり、会話を楽しむことができなくなったり、毎日の生活の質にも大きく影響を与えます。
患者様がいくつになっても「よく食べて、よく笑って、よく
喋る」ことができるように、お口の機能を支えていくことが
くさかべ歯科クリニックの願いです。
患者様が前向きに楽しく口腔機能の維持・改善に取り組んで
いけるようにサポートしていきますので、まずはお気軽に
ご相談ください。

楽しみながら取り組みましょうと笑顔で訴えるくさかべ先生